CLIP STUDIO MODELERはまったくモデリングしないか、結構する人向け

CLIP STUDIO MODELERはキャラクター制作補助機能があり
モデリング機能があるというので
それって結構使えそうって思ってバリュー版を試してみましたが
キャラクター制作補助機能とモデリング機能は別機能で
キャラクター制作補助機能を使用している際はモデリングする機能は使えませんでした。

キャラクター制作補助機能を使うと
顔・身体・髪を選んでスケールを好みにしたら
テクスチャを貼り付けるだけで
本当に簡単に3Dキャラクターが作成できます。
テクスチャはCLIP STUDIO PAINTに連携してモデルに描き込むように描くことも
予め用意した自分のテクスチャ画像を貼り付ける事も出来ます。
UV展開せず見た目のまま貼り付けれるので単純明快です。
md_003
しかし、当たり前ですがこれだけでは自分が作りたいキャラクターにはならないので
ここからカスタマイズしたいなーと思うのですが
モデリングの機能は使えないのでどうにもここから改造出来ません……

エクスポートも

【エクスポート】
DXF(3DFACE 形式で面のデータ)
LightWave3D(LWO 形式で面のデータ)
WavefrontObj(WavefrontObj 形式で面・線・色のデータ)
3DS(3DStudio の3DS 形式で面のデータ)
六角大王Super 形式のファイル(拡張子6KT・6KH)

こちらの形式でエクスポート出来るのはモデリング機能で作ったモデルだけで
キャラクター制作補助機能で作ったモデルはこの形式に書き出すことは出来ませんので
書き出してから別ツールでモデルを改造する事も出来ませんね。

キャラクター制作補助機能で作ったモデルを保存出来るのは
CLIP STUDIO MODELER専用形式(.cmo)のみです。

つまりCLIP STUDIO MODELERのキャラクター制作機能で作成したモデルは
CLIP STUDIO COORDINATEでボーンなどを入れ
CLIP STUDIO ACTIONで使うか、CLIP STUDIO PAINTで使うしかないようですね。

3Dエクスポーターとしての機能がなくても
せめて何かしらモデルのポリゴンをいじる機能があれば良いと思うのですが……
作ったパーツ素材を読み込むことは出来ますが
そもそもそれが作れればキャラクター制作補助機能はいらない訳で……

という訳でキャラクター制作補助機能を使った作成はほぼモデリングしない人向け機能でした。

しかしながら、モデリング機能はかなり良いと思います。
「六角大王」から培われた機能は
MetasequoiaやSketchUpではプラグインを入れる必要があるような機能でも
標準でついていますし、アイコンなどが直感的にわかりやすく、使いやすいと思います。
3D経験無いけどゼロからMMDのモデルを作成してみようかなと思う方には良いと思います。


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