Live2DモデルをAfter Effectsで動かすプラグイン【Live2D・After Effects】

Live2D Cubisum Editorの無料版でモデルを作ったあと
通常はLive2D Animatorで読み込みモーションをつけて動画を作りますが
After Effectsのプラグインを導入して
After Effectsにモデルデータを読み込む事も出来ます。
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After Effectsのプラグインを使った時のメリット・デメリット

◯書き出しサイズに制限を受けない
(Live2D Animatorは1280×720まで)
◯After Effectsで書き出し出来るファイル形式で自由に出力
(Live2Dは連番png、gifアニメ、movのみ)
(mov以外の形式で音声が扱えるのも魅力)
◯AfterEffectsの動画編集機能を使って動画を作ることが出来る
(Live2D機能を使いながらパペットツールなどを使うことも可能)
✕Live2Dの物理演算は適応出来ません。
(物理演算設定ファイルも読み込めませんし、物理演算をつけたモーションデータも読み込めません
✕サンプルや投稿型ライブラリ「Live2D Library」のモーションデータが使えない
✕現在SDK2.0のみ対応でSDK2.1は未対応であるため
 クリッピングマスクなどを使用したモデルは読み込めない(対応中の様子)

After Effectsのプラグイン導入時のつまづき

プラグインの導入・モデルの書き出し・モデルの読み込みは
公式ページに丁寧に書かれているので特につまづきなく設定出来るかと思いますが
つまづきそうなところを紹介。

行8のスクリプトを実行できません。undefinedはオブジェクトではありません。

「load.moc」ボタンからモデルデータを読み込もうとした時
「行8のスクリプトを実行できません。undefinedはオブジェクトではありません。」というエラーで落ちるのは
恐らくjsonファイルを読み込もうとして間違えてるのが原因ではないかと思いました。
読み込むjsonファイルは「mocファイル書きだし」時に
「モデル設定ファイル(model.json)を書き出す」をチェックすると
mocファイルと一緒に書きだしされるjsonファイルの事なのですが、
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「Live2D Viewer」でmocを読み込んで物理演算を設定したファイルを保存しても
jsonファイルが出来てしまいます。
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恐らくそちらのjsonファイルを読み込もうとした時のエラーではないかと思います。

After Effectsエラー:エフェクトプラグイン「Live2DLoader」の起動時にエラーが発生しました。

「load.moc」ボタンからモデルデータを読み込もうとした時
「After Effectsエラー:エフェクトプラグイン「Live2DLoader」の起動時にエラーが発生しました。」
というエラーで落ちるのは色々な理由がある様です。

①スペック不足
これが原因の場合はハード的にチューンが必要なのでやや大変な問題です。
もし、スペックの問題なのか、自分の作成したモデルや手順が原因なのか悩むようでしたら
一度公式のサンプルにあるモデルをダウンロードして読み込みテストしてみて
問題なくロード出来るようでしたら自作のモデルの見直し、
公式のモデルでも読み込めないようでしたらスペック、と判断すると良いと思います。

②ファイルパス・ファイル名に日本語がある
After Effectsのプラグインはファイルパス・ファイル名に日本語を含めてはいけないのですが
含めてしまうとこのエラーで落ちます。
ファイルパス(フォルダ名)、ファイル名を全て直接入力の英数にして読み込み直すと成功する場合があります。
一番安全なのはCドライブやDドライブの直下にデータを置いてしまうことだと思います。

③SDK2.1で書きだしてしまっている・クリッピングマスクなどSDK2.1の機能を使っている
現在SDK2.1はプラグインが対応していないため、SDK2.0の機能のみでモデルを作らなければなりません。
クリッピングマスクなども使用出来ません。
また、機能的に使用していなくても左上の設定はSDK2.0にしてから書き出ししなくては読み込み出来ません。
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他、このあたりをクリアしてもダメな場合があるようです。

After effectsエラー:続行できません

「load.moc」ボタンからモデルデータを読み込もうとした時
「After effectsエラー:続行できません」というエラーで落ちるのは色々な理由がある様です。

①上記同様スペックの問題

②Visual C++がインストールされていない
インストールすると有効になるようです。
Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (SP1)
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=13523

他、このあたりをクリアしてもダメな場合があるようです。

スライダーが動かない

恐らくパラメータが「-1」「0」「1」なのに対して
スライダーが「-1000」「0」「1000」のため真ん中のごく僅かな部分しか稼働できないんだと思います。
一応動かせばわずかーーーに動きます。
動かしにくいので数値の方で設定したほうが良いと思います。
数値の上から左右にドラッグで動きます。
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こちらスライダーを使えるのが一番いいのですが
設定箇所がわかりません。
公式でも案内されていないかと思います。
わかる方いらっしゃいましたら教えて下さい……


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