会社で入力規則を付けたエクセルを渡したのに
入力規則にあてはまらない値が入力されて返ってきた事がありました。
別のセルをペーストされて入力規則を潰されたのかと思ったんですが
きちんと入力規則は残されていて、
一度「編集モード」に切り替えてからセルを移動しようとした時
入力規則にひっかかってエラーが出てしまいます。
いままでその数値が入力されていたのに不思議です。
調べようとすると
入力規則のリスト選択で
リスト以外の数値を入れたい場合のやり方ばかり検索されてしまうので
どうしてそうなったのか考えてみました。
入力規則で1~999までの数値のみ入力可能に設定します。
1~999までは入力出来ますが1000を入力しようとすると
「この値は、このセルに定義されているデータ入力規則の制限を満たしていません。」というエラーが出ます。
入力規則のないセルに「1000」を入力し
その値をコピーし、値貼付けするとエラーが出ません。
ちなみにセルを移動してもエラーは出ませんが
一度編集モードにしてしまうとやはりエラーがでます。
つまり、入力規則は編集モードから抜け、セルを移動する時(ロストフォーカス時)に動作する機能で
値貼り付けなどで「入力モード」から直接入力した場合は入力規則がスルー出来てしまうようです。
そう考えると、作表示に全て手打ちする人はなかなかいないと思うので
ほぼ意味がなくなってしまいますね。
マクロ等で入力チェックなどを入れた方がまだ効果がありそうですね。
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