使ってみて気になったこと
◯画像素材サイズ制限なし(追加パーツは19個まで)
(テンプレートに合わせて縦1200pix横1100pix位で作成と書かれていますがもっと大きくても読み込めます)
△読み込みは多少面倒
(パーツの位置・サイズを示すためのアンカーや、原点などの位置を別途レイヤーで指定する
レイヤーの名前も固定で決められているので合わせる)
◯パーツの認識が名前で固定されているので誤認が少ない
(読み込みが多少面倒な分、間違いがほぼない)
✕「目の輝き」「瞼の影」など頭か身体に付随するパーツ以外の追加が面倒
✕閉じた目・閉じた口は別画像を用意
✕目を瞑る時のまぶたが縦に潰れるだけ(有料版でも半目が追加されるだけ)
✕無料版では眉が1種類からの変形のみ
✕口は閉じた口・開いた口のみ(開いた口は多少モーフィングする)
✕横の髪の毛(もみあげ)・耳・頬が分けれない
◯動画や連番画像出力時にブラーをかけれる
✕出力時間が2秒(なめらか)から12秒(カクカク)とかなり短い
◯出力サイズは自由
◯目をクリッピングしてくれる
◯個人なら商用利用も可
◯多彩なプラットフォームで使用可能
吉里吉里2 / KAG3やYU-RISなど同人ゲームで人気のスクリプターにも対応
✕無料版はSDKが使えない
✕料金体制が個人で年間10万円、法人で30万。買い切りプランなし。
えもふり(e-mote)での制作物
(イラスト:自作/背景:きまぐれアフター様)
メイキング
えもふり用にレイヤー構成とレイヤー名を替えました。
少し面倒ですがレイヤーの名前が決まっている分レイヤーの誤認はないので良いと思います。
また、目や口の瞑り画像は別途用意が必要なため描き足しました。
また、無料版だと横の髪の毛を独立出来ないので
このように顔にくっつけるか
物理演算で動かしたくなければ顔、
動かしたければ髪につけたほうが良さそうですね。
それぞれのパーツにアンカーを付けます。
これも少し面倒ですがざっくり四角で囲むだけで良いのでそれほど手間ではありません。
アンカーの他に顔や身体の中心に点を打ったりします。
あとはインポートするだけ。
インポートするとほぼ出来上がっているのがすごいですね。
あまり融通はきかないですが、素早く出来のは確かかと思われます。
顔を左右に動かしたり、上下に動かしたりすると違和感がある場合があるので
レイアウトとメッシュで直していきます。
基本的にはレイアウトで位置や描画順序
メッシュで変形が出来るようです。
読み込んだ画像自体に問題がある場合は
画像を習性して読み込み直し。
個人的には目を瞑る前の半目が縦に潰されただけで納得行かないです。
物理演算もいくつか人体でつかわれそうなプリセットがあり
細かいパラメーターなどを設定しなくて良いのでとても便利です。
動画もモーションのプリセットがいくつかあるのですぐに動かせます。
動画の書きだしはWMVファイル、pngファイル、gifファイルです。
無料版の制限で動きをなめらかにすると2秒
カクカクにすると12秒までしか書き出しできません。
すごく残念ですね。
サイズに制限はないようです。
自分でモーションを作りたいときも
パラメーターを設定したあとカタログに追加して
タイムラインからそのカタログを呼び出せるので簡単です。
動画や連番出力まで結構簡単に出来ますね。
ゲーム制作につかえそうでは有りますが、
無料版ではSDKが使えないので、もし使うとしたら連番で出力したものを使うswfなどで立ち絵化して使うか
OPなどの動画に使う感じになると思います。
個人であれば無料版も商用利用出来ますが
出力できる長さが短いので本格的につかうなら有料版が必要になりそうです。
ただ、有料版は書い切りなしの年間契約で個人でも10万、法人なら30万という事を考えると
個人で年1本しかゲーム作らない!という方には厳しいツールですね。
初心者のつまづき
えもふり(e-mote)で「パーツタイプ」を変更したい
えもふり(e-mote)で描画順序を変えたい
えもふり(e-mote)やLive2DのpngをAfter Effectsと取り込む
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