茶道雑記

茶道雑記

茶掛について

十数年前から市内の旅行会や集会でご一緒させて頂いている方から茶道を嗜んでいるのならと掛軸を頂戴しました。難しい漢字でほとんど読めなかったのですが自分なりに調べてみました。(矢印の方向に読みます)(右から)是非毎向静中見悔吝多從動處生龍峯(読...
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蛇の抜け殻

我が家の茶室は二階に有るので茶庭が作れません。ベランダを工夫して茶庭風にしてあるのですがなかなか狭くて思うようにいきませんが小規模ながら憧れの敷き松葉を敷いてみました先日その敷き松葉の上に白い半透明の紐のようなものが落ちていたので風でひもが...
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灰形

9月4日の茶会((於)茶の湯の里)に向けて茶会用の風炉の中に灰を入れました。前回、灰形講習会の時に夢中になり過ぎて途中経過の写真を撮るのを忘れてしまったので今回から家で途中経過をスマホで撮りながら灰形を作りました。集中力が欠けて時間ばかりか...
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茶道 『七』の色々

茶道では何故か道具も人も『七』という数でまとる事が多いと最近感じています。七は縁起の良い数なのでしょう。 七でまとめてあるものは思いつく限りで五つあります。 ・利休七則・利休七哲・七種茶碗・七種建水・七種蓋置 それぞれ詳しく書くと…… 【利...
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老松割蓋茶器の話

天正十年(1582年)秀吉が信長の敵討ちのために光秀と戦った時の陣所となった山崎妙喜庵(重要文化財)の書院の前庭に待庵(国宝)という茶室がありました。 その横にあった松の枝が下方に雄大に張っており陣中の秀吉が通る度に袖がすれたことから袖すり...