茶道 『七』の色々

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茶道では何故か
道具も人も『七』という数でまとる事が多いと
最近感じています。
七は縁起の良い数なのでしょう。
 
七でまとめてあるものは思いつく限りで五つあります。
 
・利休七則
・利休七哲
・七種茶碗
・七種建水
・七種蓋置
 
それぞれ詳しく書くと……
 
【利休七則】
利休の人をもてなす基本の決まり
・茶は服のよきように点て
・炭は湯の沸くように置き
・花は野にあるように生け
・夏は涼しく冬暖かに
・刻限は早めに
・降らずとも傘の用意
・相客に心せよ
 
【利休七哲】
利休の高弟七人を指す呼称
・蒲生氏郷、筆頭
・細川忠興(三斎)
・古田重然(織部)
・芝山宗綱(監物)
・瀬田正忠(掃部)
・高山長房(右近/南坊)
・牧村利貞(兵部)
 
【七種茶碗】
楽家 初代 長次郎の代表作
・黒楽茶碗 大黒(おおぐろ)
・黒楽茶碗 東陽坊(とうようぼう)
・黒楽茶碗 鉢開(はちびらき)
・赤楽茶碗 木守(きまもり)
・赤楽茶碗 早船(はやふね)
・赤楽茶碗 臨済(りんざい)
・赤楽茶碗 検校(けんぎょう)
 
【七種建水】
建水の代表的な形
・箪瓢(たんぴょう)
・餌畚(えふご)
・棒の先(ぼうのさき)
・鉄盥(かなだらい)
・大脇差(おおわきざし)
・差し替え(さしかえ)
・槍の鞘(やりのさや)
 
【七種蓋置】
利休が好んだとされる七種の蓋置
・五徳
・栄螺
・蟹
・一閑人
・穂屋
・三つ葉
・三つ人形
 
他にも『七』でまとめられているものがありますでしょうか?
ご意見お待ちしています。
 


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