茂原市　市民茶会

茂原市総合市民センターに於いて
市民茶会が催されました。
表千家の茶席でしたのでご紹介致します。

掛物　好事不如無 (碧巌録)

花入　宗全籠
花　ススキ　秋明菊　ホトトギス　等々

今の季節にピッタリの花入れです。
時期的にこの組合せはよく見せていただくのですが
それぞれの先生方のセンスで何度見ても楽しめます。

切合せ　朝鮮風炉
水指　ぜぜ焼　染付　いも頭の形
長枝　松のふきうるし
風炉先屏風　金張り腰風炉先(引き舟)
引く人も引かれる人も
水の泡も浮世なりけり
淀の川舟

香合　
大きく立派な金の菊詰め香合
当代家元の花押が有りました。
服紗　友湖製の服紗シキテ

茶碗　萩焼　坂食新兵衛
茶器　一石一兆作
秋草の金蒔絵かせ美しいです。
茶杓
煤竹の景色の良い茶杓櫂先の尖った形は
どなたのお好みでしょうか?

たばこ盆
伊勢神宮の古材゛作られたとのことで大変上品なものでした。

建水　箪瓢形
お菓子　茂原　三矢製
甘さ控えめでとっても美味しいです。

楽しいひとときをありがとうございました。

掛物について　好事無きに如ず
良いことが起こると人は執着してしまう。
たとえば宝くじにあたったら楽しいことだけをして過ごしてしまい
何もかもなくしてしまうこともあろう。
それなら最初から宝くじなどあてにしないで
コツコツ努力した方が良い。
宝くじというたとえが現実的なので
例えが悪いかもしれませんが
十人十色人それぞれ読みといてみてはいかがでしょうか。