昨年の暮から始めたブログも一年が経ちました。
自他共認める三日坊主ですので
2、3回で終わるであろうと思われましたが
一年も続いたことはちょっとした奇跡だと思います。
平成28年11月に私がいつもお世話になっている
茶の湯の里の20周年の記念茶会がありました。
流派に関係なく大勢の皆さまが
お祝いの茶会にお見えになりました。
表千家 裏千家の両席のすばらしさに感動しながら
お茶を頂きました。
お茶席の紹介をさせて頂きます。
濃茶席
残月亭写ノ間
主 松本宗匠
掛物 吸江斎筆一行 鶴舞千年樹
花入 啐啄斎置筒 銘 東海天
妙喜庵ノ松 溜丸香台 元斎宗哲作
書院 板文庫 徳泉造
香合 交跳 菊形 而妙斎筆箱書付 永楽作
紙釜敷敷キテ
釜 芦屋写松地紋霞真形 而妙斎筆箱書付 清右衛門作
炉縁 高台寺蒔絵 即中斎筆箱書付 元斎宗哲作
如心斎好桑木地捻梅透腰風炉先屏風 而妙斎筆箱書付 小兵衛作
爪紅台子 随流斎・碌々斎 在判 道恵作
水指 惺斎好祥瑞皆具ノ内 正全作
杓立 惺斎好祥瑞皆具ノ内 正全作
火箸 惺斎好菊頭鉄 浄益作
建水 惺斎好祥瑞皆具ノ内 正全作
蓋置 惺斎好祥瑞皆具ノ内 正全作
茶入 利休瀬戸 銘 玉ノ井 吸江斎箱書付
仕服 如心玉金欄
薄茶器 一閑黒大棗 而妙斎筆菊ノ絵 同箱書付 雅峯作
茶碗 黄伊羅保 銘 青海波 了々斎箱書付
替 旦入作赤 銘 千福 而妙斎箱書付
出帛紗 而妙斎好 松寿百融鍛子 友湖作
茶杓 了々斎作共筒 銘 初時雨 同箱書付
菓子器 伊勢神宮折敷 皇文塗
菓子 紅葉金団 聚洸製
御茶 さみどり 中村藤吉詰
寄付掛物 今尾景文画 月下秋馨図
本席
掛物 江月和尚筆 露堂々
花入 唐津 東也造
香合 伽羅 貞光造
盆 丸 了保造
炉縁 円能斎好 ツボツボ
水指 飴紬桔梗 円能斎箱書付 六代大樋作
茶器 玄々斎好 胴張棗 玄々斎箱書付
茶碗 了入作 黒銘籬
替 黄伊羅保
替 珉平 秋草
茶杓 円能斎作共筒 銘 丹頂千寿頂 同箱書付
建水 越前窯 郁造
蓋置 青竹
菓子器 坐忘斎好 亀甲盆 一閑造
菓子 吹寄 亀屋伊織製
御茶 江雲の白 柳桜園詰
莨盆 升々 光春造
火入 織部 善五郎造
灰吹 青竹
20年の歳月がどんなに大変だったか
着工から共に歩んだ社中の文集から想像されます。
春夏秋冬の茶会、月釜、展示会、勉強会、講演会、等々
喜びも悲しみも乗り越え今の茶の湯の里があることを
そしてこれからも益々の発展を心よりお祈り申しあげます。
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