盆点前

上級者の方々の稽古にて
盆点前を致しました。
畳に直に置けないくらい大事な濃茶入れを
盆の上に乗せて扱う点前です。

利休・信長・秀吉のドラマなどでよく出てくるのですが
戦で手柄を上げた者への褒美として
お城を貰えるものだと期待していると茶入れ一つという場面を見た事があるかと思います。
当時はお城より大事な品だったんですね
そんな時代を思い描きつつのお稽古となりました。

もちろん今、私の手元にそんな立派な道具があるはずもなく
お稽古用の茶入れを使いながら
大切に大切に扱い、当時を偲びます。

◆道具の紹介
軸  日々是好日
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竹の花入れ 白椿
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唐物茶入れ (文淋写し)
四方盆
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真の茶杓
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盆手前で点てた濃茶を頂きます。

黒楽茶碗 (伊藤桂楽 作)
出し服紗 (獅噛鳥獣文錦 綴れ織り)
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