4/19。千葉市誉田にある茶の湯の里で京都から指導をお願いしている宗匠のお稽古の様子です。
釣り釜と旅箪笥の設えで
茶碗飾り、初炭(羽根香)
台飾り、唐物行、一二三(七事式)
花月 等を致しました。
皆さん先生方なので手順というより
その先にある細かな事を指導して頂けます。
目から鱗と言いますが一日終わると
自分がどれほど勉強不足だったか思い知らされます。
炭の点前では
炭が燃え灰になったものを
尉(じょう)と言います。
炭が燃え尽き、新たに継ぎ足す時に
燃え残った炭を中心に寄せ
尉灰(じょうばい)を外側に掻き出します。
尉灰がたまっていると火がつきにくいという指導でした。
道具の扱いについては
表千家では動物の形の道具は顔を自分の方に向けて使い、
果実や野菜などの形の道具は自然の木になっている形のまま使う。
と、教えて頂きました。
些細なことではありますが
意識として身につけていくことで自信を持って点前ができ、
お客様を持て成すことができます。
さっそく家の稽古で
瓢(ひさご)の香合を使ってみました。
まっすぐ下にさがるようになる瓢箪なので
そのように使ってみました。
※例外もあります。
木になる形のままでは置きづらいもの(桃)など
宗匠稽古で教わったことを
自宅稽古で実践すると
皆さん大変喜んで頂けます。
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