月釜 しおん会(一席目)

ゴールデンウイークも終盤の5月5日、新元号になり
初めての月釜、しおん会(千葉市誉田 茶の湯の里にて)に行ってきました。

表千家の三席を順次紹介させて頂きます。
一席目は残月亭写し、知り合いの先生のお席です。

令和元年のトップバッターとしてふさわしいお席です。

掛け軸は三幅揃い
天下泰平(てんかたいへい)
福寿皆圓満(ふくじゅかいえんにみつ)
五穀成就(ごこくじょうじゅ)

お筆は拙叟宗益老師(せっそうそうえき)
大徳寺447世、玉林院13世のご住職
極めと絵賛は堀内家5代不識斉宗完宗匠。
歴史をさかのぼり重厚さはさすがです。

花入れは12代 弘入(赤楽)で花は初めて見る八角蓮という見事な花で
家に帰ってから調べてみると
水中ではなく鉢植えでも育つ山野草の仲間だと分かりました。
育てるのが大変難しいそうです。
凛とした花の姿が席主の先生と重なり目に焼き付いています。

令和と元号の入った主菓子。
添えとして真盛豆(京都からのお取り寄せ、その昔 秀吉がお抹茶に一番合うお菓子と絶賛したと聞いています)
美味でした。

◆その他のお道具

棚 四方棚
水指 桶川(石雲)

香合

棗 平棗、菊桐(蓋裏に鳳凰) 即中斎 極め
茶杓 松の木材

釜 朝鮮風炉釜

煙草盆

令和になりはじめての茶会を満喫致しました。
ありがとうございました。


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コメント

  1. 石橋 満千代 より:

    しおんの会
    素晴らしいお茶会だったと思います。茶の湯わーるどで、丁寧に説明して下さり、とてもよくわかりました。又、宗匠稽古の復習もさせて頂き勉強になりました。これからもよろしくお願いします。