3月12日
茂原茶道会の市民茶会に行ってきました。
年に3回色々な形でお茶会をするとの事でした。
しのぎやすい季節になりお茶会日よりの中
先輩の先生方のお席(表千家)で楽しい時間を過ごさせて頂きました。
◆お道具紹介
掛物 春水満四沢
大徳寺515世 藤井誡堂(筆)
三玄院の先々代で大変人気のあるご住職と聞いています。
花入れ 竹一重切
三玄院 大真(箱)
銘 無心
なんといっても竹の花入れは茶席に良く合います
花 白のこぶし 椿 貝母
釜 松の地文 加藤忠三郎(作)
どっしりとした貫禄のある釜は流石です。
炉縁 根来塗
華やかではありますが落ち着いた感じがあるのは下地の黒のせいでしょうか
蓋置 鳥透し雲華焼
蓋置は雲がかったような黒や灰の斑紋を出す伝統技法
茶碗 赤楽 武田士延
妙喜庵のご住職の手作り
銘 和敬
替 十四代坂倉新兵衛
銘 双葉
替 伊羅保
即中斎花押が朱赤で髙台にあり
大変珍しいものです
茶杓 三玄院大真(作)
銘 霞の眉
お菓子 茂原三ツ矢製
菜の花 金団
数年前に双葉という銘のお茶碗でお茶を飲ませて頂いて
銘の由来を聞いて感激し
そして再びそのお茶碗にめぐりあえ
なにか愛おしい気持ちになれた事に感謝しています
大変心に残るお茶席を楽しませて頂き
本当に有難うございました。
又、何年か後に逢いたい
そんなお道具の数々でした。
双葉 銘の由来
お茶碗の持ち主のお母様が家元のお稽古に通われていて
そのころ娘さんが生まれ
記念に求めた茶碗に
家元から双葉という銘を頂いたそうです
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